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Notionの料金プラン徹底比較!Notion AIや学生版も解説

notion料金

Notionを使い始めようか検討している時、一番気になるのが「Notion 料金」の違いですよね。個人で使うなら無料プランで十分なのか、チームで使うならどのプランが良いのか。また、話題のNotion 料金 ai(AI機能)はいくらかかるのか、学生向けの割引はあるのか、支払い方法や請求書払いは可能なのか、など、疑問がたくさん出てくるかと思います。

私自身も、フリープランから始めて、AIアドオンを追加し、最終的にチームでの利用も視野に入れて各プランを比較検討しました。Notion 料金プランは、特に2025年の改定でAI機能の扱いが変わり、少し複雑になった印象もあります。年払いと月払いでどれくらい違うのかも気になるところですよね。

この記事では、そんなNotionの料金に関する疑問を解消するため、フリー、プラス、ビジネス、エンタープライズの各プランの違いから、AI料金、学生プラン、支払い方法まで、分かりやすく整理して解説していきますね。

  • フリー・プラス・ビジネス・エンタープライズ各プランの機能と料金の違い
  • Notion AIの料金体系と2025年の変更点
  • 学生・教職員向けプラン(学割)の申請方法と特典
  • 支払い方法(年払い・月払い)、請求書払いの可否について

Notion料金の基本プラン比較

Notionの料金体系は、大きく分けて4つの主要プランで構成されています。それぞれのプランがどのようなユーザー(個人、チーム、企業)向けに設計されているのか、機能の違いは何かを理解することが、最適なプラン選びの第一歩です。ここでは、各基本プランの特徴を比較しながら見ていきましょう。

  • Notionの料金プランを確認
  • Notion料金:個人(フリー)の制限
  • Notion料金 チーム(プラス)の機能
  • Notion料金:学生プランの申請方法
  • ビジネスプランとエンタープライズ

Notionの料金プランを確認

Notionは、利用する人の規模や目的に合わせて、主に4つの料金プランを提供しています。「フリー」「プラス」「ビジネス」「エンタープライズ」の4つですね。2025年10月現在、これらのプランは個人のメモ帳から大企業の基幹システムまで、幅広く対応できるように設計されています。

特に2025年5月には大きな価格改定があり、Notion AIの機能が「ビジネスプラン」と「エンタープライズプラン」に標準搭載(バンドル)されるようになりました。これにより、プランごとの位置づけ、特に「AI機能を使いたいかどうか」がプラン選択の大きな分岐点になったのは、知っておくべき重要な変更点かなと思います。

まずは、4つの主要プランの概要を比較表で確認してみましょう。

プラン名 対象ユーザー 年払い料金(ユーザー/月) 月払い料金(ユーザー/月) Notion AI のステータス
フリー 個人、プロジェクト管理 ¥0 ¥0 限定トライアル(回数制限あり)
プラス 個人(パワーユーザー)、小規模チーム $10 USD (約¥1,650) $12 USD (約¥2,000) 限定トライアル(回数制限あり)
ビジネス 企業、複数チーム(AI標準搭載) $20 USD (約¥3,150) $24 USD (約¥3,800) フルスイート標準搭載
エンタープライズ 高度なセキュリティ・統制が必要な大組織 カスタム(要問合せ) カスタム(要問合せ) フルスイート標準搭載

料金に関する注意点

上記の日本円価格は、1ドル150〜160円程度で換算したあくまで「目安」です。Notionの決済は基本的に米ドル(USD)建てで行われるため、実際の日本円での請求額は、決済時の為替レートによって変動します。この点は注意が必要ですね。

正確な最新情報は、Notionの公式料金ページで確認するようにしてください。(出典:Notion公式サイト 料金ページ

 

Notion料金:個人(フリー)の制限

Notionの「フリープラン」は、個人で利用する分には非常に強力で、ほとんどの機能が無料で使えてしまいます。私自身も最初はフリープランから始めました。個人利用に限り、ページ数やブロック数(Notionを構成する最小単位)に制限はありません。基本的な機能はすべて無料で使えるため、「Notion 使い方ガイド:基本からタスク管理まで」を読みながら学び始めるには最適なプランと言えますね。

しかし、このフリープランには、特に「チームでの利用」や「高度な利用」を考えた場合に、いくつかの見逃せない重要な制限(デメリット)が存在します。これを知らずにチーム利用を始めてしまうと、後で必ず問題になります。

フリープランの主な制限

  • チーム利用時のブロック数制限: これが最大の制限です。フリープランのワークスペースに2人目以降のメンバーを追加すると、「チーム向けの限定トライアル」という扱いになり、ワークスペース全体で作成できるブロック数に上限(過去の情報では1,000ブロック)が設定されてしまいます。1,000ブロックは、チームで本格的に使うとあっという間に到達する量です。上限に達すると、新しいコンテンツを追加できなくなるため、本格的なチーム利用には全く向いていません
  • ファイルアップロード上限: 1ファイルあたり5MBまでのファイルしかアップロードできません。高画質の画像はもちろん、少し長めの会議の音声ファイルや、図解の多いPDF資料などを扱うには非常に不十分です。
  • ページ履歴(復元機能): ページの編集履歴をさかのぼれる期間が、過去7日間に限定されます。1ヶ月前に誤って削除したブロックを復元することはできません。
  • ゲスト招待枠: ページ単位で外部の協力者を招待できる「ゲスト」機能は、ワークスペース全体で合計10名までに制限されます。
  • Notion AI: AI機能は、限定的な回数(合計20回程度、リセットなし)のトライアルのみ利用可能です。継続的な利用はできません。この無料枠の詳細は「Notion AI 無料枠はどこまで?制限と活用法を解説」でも解説しています。

このように、notion 料金 個人利用では十分すぎるフリープランも、複数人での利用や大容量ファイルの扱い、AIの本格利用といった面では明確な壁が設定されているわけですね。

Notion料金:チーム(プラス)の機能

フリープランの制限(特にチームでのブロック制限やファイル上限5MB)が問題になる場合、次の選択肢となるのが「プラスプラン」です。これは、個人での利用をさらに深めたいパワーユーザーや、フリーランス、小規模なチームでの利用に最適な、Notionの有料プランの基盤となるプランです。

プラスプランにアップグレードする最大のメリットは、フリープランで直面した、あの厄介な制限がすべて解除される点にあります。月額10ドル(年払いなら8ドル)で、Notionのポテンシャルが一気に解放されるイメージですね。

フリープランからの主な改善点は以下の通りです。

  • チーム利用のブロック数制限なし: フリープラン最大の壁だった「1,000ブロック制限」が完全になくなります。2名以上のメンバーでワークスペースを利用しても、ブロック数は無制限になり、小規模なチームでの本格的な共同作業が可能になります。
  • ファイルアップロード無制限: 1ファイルあたりの上限が5MBから無制限(※)になり、大容量のPDF資料、高解像度のデザインファイル、動画ファイルも自由に扱えるようになります。これは非常に大きなメリットです。(※技術的な上限として1ファイルあたり約5GBという目安はありますが、実質無制限と考えて問題ないでしょう)
  • ページ履歴の延長: 7日間だったページ履歴が30日間に延長されます。これにより、約1ヶ月前までさかのぼってページの変更内容を確認したり、誤って編集・削除した場合の復元が可能になり、安心感が格段に高まります。
  • ゲスト招待枠の増加: 招待できるゲスト数が10名から100名に大幅に増加します。多くのクライアントや外部協力者と、ページ単位で安全に情報を共有・共同編集する必要があるフリーランスや小規模エージェンシーにとって、これは必須の機能と言えるかもしれません。
  • データベース自動化: Notionデータベースの「オートメーション」機能が利用可能になり、「ステータスが完了になったら、完了日を自動入力する」といった定型業務の自動化も図れます。

ただし、注意点として、2025年5月の料金改定により、このプラスプランにはNotion AIの無制限利用権は含まれておらず、フリープランと同様に「限定トライアル」のみとなっています(※改定前からAIアドオンを契約していた既存ユーザーを除く)。AIを本格的に使いたい小規模チームにとっては、この点が次の「ビジネスプラン」と比較する上での悩ましいポイントになるかもしれませんね。

Notion料金:学生 プランの申請方法

Notionは、教育機関での利用を非常に強力にサポートしています。「notion 料金 学生」と検索している方には朗報ですが、対象となる学生や教職員は、Notionの有料機能を無料で利用できる「学割プラスプラン」(Education Plus Plan)が提供されています。

学割プランの特典:Notion本体無料+AI半額

このプランの特典は絶大です。まず、前述した「プラスプラン」とほぼ同等の機能(ファイルアップロード無制限、30日間のページ履歴、ゲスト100名など)を、完全に無料で利用できるようになります。これにより、授業のノート、レポート、課題管理、ポートフォリオ作成などを、フリープランの5MB制限などを気にせず自由に行うことができます。

Notion AIも半額に

さらに重要な特典として、この学割プラスプランを利用しているユーザーは、「Notion AIアドオン」を通常価格の50%割引(月額$5または年払い$4相当)で追加することができます。Notion AI自体は無料になりませんが、破格の条件で利用可能です。(※このアドオンに関するポリシーは変更の可能性があるため、最新情報をご確認ください)

学割プランの詳細は、「Notion AI学割でお得に!申請方法から注意点まで」の記事で詳しく解説していますので、対象の方はぜひご覧ください。

学割の申請方法と条件

申請方法は非常に簡単ですが、いくつかの厳格な条件があります。

  1. 対象者の確認: 認定された高等教育機関(大学、大学院、専門学校など、WHED - World Higher Education Databaseに登録されている機関)の学生または教職員である必要があります。残念ながら、小・中・高等学校(K-12)の生徒や教員は、現時点ではこのプランの対象外です(フリープランの利用は可能です)。
  2. 学校発行のメールアドレスで登録: 申請には、所属する教育機関から発行されたメールアドレス(末尾が .ac.jp.edu など、学校固有のドメインのもの)が必須です。学生証などの書類による認証は受け付けられていません。
  3. プランのアップグレード操作:
    • 新規登録の場合: 最初から学校発行のメールアドレスでNotionアカウントを作成すると、自動的に学割プラスプランが適用される場合があります。
    • 既存アカウントの場合: まず「設定」→「マイアカウント」でメールアドレスを学校発行のものに変更します。次に、「設定」→「プランをアップグレード」に進み、画面下部に表示される「無料の学割プランを入手」というボタンをクリックします。メールアドレスが対象機関のものとして認識されれば、自動的にプランがアップグレードされます。

もし有料プランをすでに契約中の場合は、一度フリープランにダウングレードしてからでないと申請ボタンが表示されないため注意してくださいね。

ビジネスプランとエンタープライズ

「プラスプラン」が小規模チーム向けであるのに対し、「ビジネスプラン」と「エンタープライズプラン」は、より規模の大きな組織や、高度なセキュリティ・管理機能を必要とする企業向けに設計された上位プランです。

ビジネスプラン:AI標準搭載とチーム機能

ビジネスプランは、中規模のチームや部門での利用に最適化されています。2025年5月の料金改定で、Notion AIの全機能が標準搭載となった点が最大の特徴であり、魅力となっています。プラスプランの全機能に加え、以下のような機能が提供されます。

  • Notion AI 標準搭載: 追加料金なしで、AIミーティングノート、エンタープライズサーチ、リサーチモードなどを含むAI機能が、メンバー全員で無制限に利用できます。
  • SAML SSO: OktaやAzure ADなどと連携するシングルサインオンに対応し、組織のセキュリティポリシーに沿った安全なログインが可能になります。
  • ページ履歴の延長: ページの編集履歴を90日間まで保存できます。
  • ゲスト招待枠の増加: 最大250名までのゲストを招待可能になります。
  • 高度なページ分析: 誰がいつページを閲覧・編集したか、より詳細な利用状況を把握できるアナリティクス機能が利用できます。
  • プライベートチームスペース: 経営情報や人事情報など、特定のメンバーだけがアクセスできる独立した情報空間を作成できます。

AIを全社的に標準ツールとして導入したい、またはSAML SSOが必須という中規模チームにとって、実質的な標準プランとなりつつあります。

エンタープライズプラン:高度な統制とセキュリティ

エンタープライズプランは、Notionの最上位プランであり、料金は利用規模や必要な機能に応じた個別見積もりとなります。ビジネスプランの全機能に加え、大企業に不可欠な最高レベルのセキュリティ、管理、サポート機能が提供されます。

  • 高度なセキュリティと制御: ユーザープロビジョニング(SCIM)、ドメイン管理、詳細なアクセス権制御、監査ログなど、厳格なITガバナンス機能が提供されます。
  • AIの高度な制御: 特に重要な点として、AIに入力した機密データをAIプロバイダー側で保持しない「ゼロデータ保持(Zero Data Retention)」ポリシーなど、機密情報を扱うための最上位のAIセキュリティオプションが利用可能です。
  • 専任サポート: 専任のカスタマーサクセスマネージャー(CSM)による導入支援や、プレミアムサポートが提供されます。

金融機関、医療機関、上場企業、官公庁など、厳格なコンプライアンスやセキュリティ統制が求められる大規模組織向けのプランと言えますね。

Notion料金のオプションと支払い

基本となる4つのプランに加えて、Notionの料金体系を理解する上では、「Notion AI」の料金と、支払い方法に関するオプションを知っておく必要があります。特にAI料金は2025年の改定で大きく変わったため、注意が必要です。

  • Notion料金:AIの価格体系
  • Notion料金:支払い方法 は?
  • Notion料金:請求書払いの可否
  • Notion料金:年払いのメリット
  • カスタムドメインの追加料金
  • まとめ:最適なNotion料金

Notion料金:AIの価格体系

Notion AIの料金体系は、2025年5月のプラン改定によって、利用を開始した時期や契約プランによって扱いが大きく異なるため、現在少し複雑になっています。ご自身がどのパターンに当てはまるか確認することが大切です。

主なパターンは以下の3つに分けられます。

1. 新規ユーザーまたはビジネスプラン以上の場合 (AI標準搭載)

2025年5月13日以降にNotionを使い始めた、または新プランに移行した場合、Notion AIの機能は「ビジネスプラン」(年払い月額$20)または「エンタープライズプラン」に標準搭載されています。この場合、AI機能のための追加料金は不要です。AI機能がプラン料金に最初から含まれている、と考えると分かりやすいですね。

この変更により、新規のフリープラン・プラスプランユーザーは、AIアドオンを個別に購入できなくなりました。AIを無制限に使いたい新規ユーザーは、ビジネスプラン以上を選択する必要があります。

2. 既存のAIアドオン契約者 (旧体系の維持)

2025年5月の料金改定「以前」から、フリープランまたはプラスプランに「AIアドオン」を追加する形で契約していた既存のユーザーは、そのアドオン契約を解約しない限り、引き続き旧料金(月額$10、または年払い月額$8相当)でAI機能を利用できます。このケースに該当する方は、無理にビジネスプランに移行する必要はないかもしれません。

3. 学生・教育者 (学割プラン利用者)

前述の通り、「学割プラスプラン」を利用している学生・教職員は**例外**として、料金改定後もAIアドオンを個別に、かつ通常価格の半額(年払いの場合、月額$4相当)で購入することが可能です。これは学生・教育者にとって非常に大きな特典ですね。

どの料金体系であっても、Notion AIの有料プランに加入していれば、追加料金なしで利用可能な全てのAIモデル(GPT-4.1, Claude 3.5 Sonnet, Gemini 2.5など)を選択できるのがNotion AIの大きな特徴です。AIモデルの選択肢については、「Notion AI モデル徹底解説!GPT/Claude/Gemini比較」の記事で詳しく解説しています。

Notion料金:支払い方法は?

Notion 料金の支払い方法は、基本的にはクレジットカードまたはデビットカードによるオンライン決済となります。Notionの「設定」メニュー内にある「請求」(Billing)画面から、支払い情報を登録します。

利用可能なカードブランドは、以下の主要な国際ブランドに対応しています。

  • Visa
  • Mastercard
  • American Express
  • JCB
  • Diners Club
  • Discover

また、利用しているデバイスやブラウザによっては、Apple PayGoogle Payを通じた支払いにも対応している場合があります。これにより、カード情報をNotionに直接入力することなく、よりスムーズかつ安全に決済を完了させることが可能です。

銀行振込やPayPalについて

現時点(2025年10月)では、Notionの標準的な支払い方法として、銀行振込PayPalによる直接決済には対応していないようです。決済手段は基本的にカード(またはApple/Google Pay)が中心となりますので、法人契約などでカード決済が難しい場合は注意が必要です。

Notion料金:請求書払いの可否

特に法人利用の場合、経理処理の都合上、クレジットカード決済ではなく「請求書払い」(銀行振込など)での対応を希望するケースが非常に多いかと思います。

Notion 料金の請求書払いに関する公式な対応は、契約するプランによって明確に分かれています。

エンタープライズプランの場合

Notionの最上位プランである「エンタープライズプラン」を契約する場合は、請求書払いに標準で対応しています。契約時にNotionの営業担当者と支払い方法について相談し、手続きを進める形になります。

フリー、プラス、ビジネスプランの場合

これらのプランでは、Notionと直接契約する場合、前述の通りクレジットカード決済が基本となり、原則として請求書払いには対応していません。月額または年額の利用料が、登録したカードから自動的に引き落とされます。

では、ビジネスプラン以下で、どうしても請求書払いを実現したい場合はどうすればよいのでしょうか。

解決策:国内販売代理店(リセラー)の利用

この問題を解決するために、日本国内の一部のNotion公式販売代理店(リセラーパートナー)を経由してNotionのライセンスを契約するという方法があります。

例えば、ノースサンド株式会社(NorthSand, Inc.)などのNotion認定コンサルティングパートナーは、法人向けに日本円建てでの請求書払いに対応するサービスを提供しています。これを利用すれば、ドル建てのカード決済に伴う為替レートの変動を気にすることなく、日本の商慣習に合った形で経理処理が可能になります。法人利用で請求書払いが必要不可欠な場合は、これらの代理店に一度相談してみるのが最も確実な方法です。

Notion料金:年払いのメリット

Notionの有料プラン(プラス、ビジネス、AIアドオンなど)を契約する際、支払いサイクルとして「月払い」(Monthly)と「年払い」(Annual)の2種類を選択できます。

どちらを選ぶか迷うかもしれませんが、結論から言うと、もしあなたが1年以上継続してNotionを利用することが確実であるならば、「年払い」を選択する方が金銭的なメリットが大きくなります。

最大のメリットは、もちろん料金の割引です。年払いを選択すると、1年分の料金を一括で前払いする代わりに、月額料金の合計よりも最大で20%程度(プランや時期により変動する可能性があります)の割引が適用されます。

例えば、2025年10月時点の米ドル料金で比較してみましょう。

プラン 月払いの場合(月額) 年払いの場合(月額換算) 年間での差額(お得額)
プラスプラン $12 USD $10 USD $24 USD (約3,800円) お得
ビジネスプラン $24 USD $20 USD $48 USD (約7,600円) お得
AIアドオン (旧体系) $10 USD $8 USD $24 USD (約3,800円) お得

このように、どの有料プランでも年払いにすることで、年間で見ると月払いよりも大幅にコストを抑えることができます。また、法人利用の場合は、経理処理の観点からも、支払いが年に一度で済むため、月々の精算処理の手間が省けるという副次的なメリットもありますね。

一方で、年払いのデメリットとしては、契約期間の途中で解約しても、残存期間分の日割り返金が行われる保証がない(月払いならいつでも翌月分から解約できる)点が挙げられます。まずは月払いで使い勝手を試し、継続利用が確実になった段階で年払いに切り替える、というのも賢明な選択かなと思います。

カスタムドメインの追加料金

Notionには、作成したページをインターネット上にWebサイトとして公開できる「Notion Sites」という機能があります。フリープランでも基本的なサイト公開は可能ですが、その場合のURLは [あなたのサイト名].notion.site という形式になります。

もし、my-company.commy-portfolio.jp といった、自分(自社)で所有している**独自のドメイン(カスタムドメイン)**を、Notionで作成したサイトに設定・表示したい場合は、それには追加のアドオン料金が必要となる点に注意が必要です。

カスタムドメイン機能を利用するための条件と料金は以下の通りです。

  • 前提条件: Notionの有料プラン(プラスプラン以上)を契約している必要があります。フリープランではカスタムドメインは利用できません。
  • 追加料金(アドオン): 有料プランの基本料金に加えて、接続したいカスタムドメイン1つごとに、月額 $10 USD(または年払い $8 USD)の追加料金が発生します。

カスタムドメインは別料金

この機能は、Notionで本格的なポートフォリオサイトや、企業の公式ウェブサイト、ランディングページなどを運営したいユーザー向けのオプションです。通常のタスク管理や社内ナレッジベースとしての利用が目的であれば、この追加料金は一切不要です。

Notion 料金プランを検討する際は、この「カスタムドメイン利用料」が基本プラン(プラスやビジネス)には含まれておらず、必要に応じて別途発生するオプションコストである点を認識しておくことが大切です。

まとめ:最適なNotion料金

Notionの料金プランについて、フリープランからエンタープライズ、AI料金、学生プラン、支払い方法まで詳しく解説してきました。プランの選択は、あなたの利用目的、利用人数、そしてAIの活用度によって大きく変わってきますね。

Notionは、その柔軟性と強力な機能で、私たちの働き方や学び方を大きく変える可能性を持っています。料金プランはそのための「投資」とも言えます。どのプランがご自身の活動を最も加速させてくれるか、この記事の情報を参考に、ぜひじっくりと検討してみてください。

最後に、あなたにとって最適なNotion 料金プランを見つけるための重要なポイントを、この記事のまとめとして箇条書きで整理します。

  • Notion 料金プランは主に「フリー」「プラス」「ビジネス」「エンタープライズ」の4種類
  • notion 料金 個人の利用なら「フリープラン」で十分(ページ・ブロック無制限)
  • フリープランはチーム(2名以上)だと「ブロック制限(1,000)」があり不向き
  • notion 料金 チーム利用の基本は「プラスプラン」(ブロック無制限、ゲスト100名)
  • ファイル上限5MBや履歴7日もフリープランの大きな制限であり、プラスプランで解消される
  • notion 料金 学生プランは「プラスプラン」が無料になる非常にお得な制度
  • 学生プランの申請には「学校発行のメールアドレス」(.ac.jp等)が必須
  • notion 料金 ai(AI機能)は2025年5月の改定で「ビジネスプラン」以上に標準搭載された
  • 新規ユーザーはAIアドオン単体購入ができず、AI利用にはビジネスプラン(月額$20〜)が基本
  • 学生プラン利用者はAIアドオンを「半額」(月額$5〜)で追加できる特例あり
  • notion 料金 支払い方法はクレジットカードが基本(JCB, Amex等も対応)
  • notion 料金 請求書払いは「エンタープライズプラン」のみ標準対応(他プランは国内代理店経由で可能)
  • notion 料金 年払いは月払いより最大20%程度お得になるため、長期利用なら推奨
  • カスタムドメイン(独自ドメイン)の利用には、有料プラン+別途ドメインごとに追加料金が必要
  • 最適なプランは「個人かチームか」「AIが必須か」「セキュリティ要件は」の3点で決まる

-Notion