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Obsidian Noteの使い方!Notionとの違いや日本語化も解説

Obsidian Note

最近、ナレッジマネジメントの界隈で「Obsidian Note」というツールが大きな注目を集めています。「第二の脳」を構築できるツールとして話題ですが、実際のところ「使い方が難しそう」「海外製だけど日本語で使えるの?」といった不安を感じている方も多いのではないでしょうか。実は私も最初はNotionとの違いがよく分からず、iPhoneでの同期設定やテンプレートの活用方法に戸惑った一人です。「ただの高機能なメモ帳でしょ?」と半信半疑でしたが、一度環境を整えてしまうと、自分の思考が勝手にリンクし合い、知識が雪だるま式に増えていく感覚に夢中になりました。

  • Obsidianの導入手順と日本語フォントを見やすくする設定
  • NotionとObsidianの決定的な違いと併用するメリット
  • 生産性が劇的に上がるおすすめプラグインとテンプレート活用術
  • PCとスマホを安全に同期してどこでもメモを取る方法

Obsidian Noteの導入と基本的な使い方

まずは、Obsidianをパソコンにインストールして、快適に使えるように設定するところから始めましょう。「高機能なツール=設定が難しい」と思われがちですが、Obsidianは基本さえ押さえてしまえば、誰でも直感的に使いこなせるようになります。ここでは、インストール直後にやっておくべき必須設定を深掘りして解説していきます。

日本語化の手順とフォント設定

Obsidianは海外発のツールですが、2025年現在は標準で日本語インターフェースに完全対応しているので安心してください。公式サイトからお使いのOS(Windows、macOS、Linuxなど)に合わせたインストーラーをダウンロードし、アプリを起動しましょう。

初回起動時はメニューが英語になっていることが多いですが、以下の手順で簡単に日本語化できます。

日本語化の3ステップ

  1. 画面左下の歯車アイコン(Settings)をクリックして設定画面を開く。
  2. 「General」タブの中にある「Language」のドロップダウンリストを探す。
  3. リストから「日本語」を選択し、表示される「Relaunch(再起動)」ボタンをクリック。

これでメニューや設定項目がすべて日本語になります。しかし、ここで日本のユーザー、特にWindowsユーザーが必ず直面する課題があります。それは「フォントの表示問題」です。

デフォルトの状態では、日本語フォント(特に游ゴシックなど)が妙に細く表示されたり、英数字とのバランスが悪かったりと、長文を書くには少しストレスを感じる見た目になってしまうことがあります。これを解消するためには、設定画面からフォントを明示的に指定してあげるのが一番の近道です。

見やすいフォントへの変更手順

難しい設定ファイルを書かなくても、Obsidianの基本設定からフォントを変更することが可能です。「設定」>「外観」と進み、「テキストフォント」という項目を探してください。ここの「管理」ボタンを押し、あなたのPCに入っている見やすいフォント(例えば「Meiryo」や「Biz UDPGothic」、「Hiragino Kaku Gothic ProN」など)をリストの一番上に追加します。

これだけで、エディタの文字がくっきりと太く、読みやすい形に変化します。毎日長時間見つめる画面ですから、最初に自分が一番心地よいと感じるフォントに整えておくのが、Obsidianを長く使い続けるための最大の秘訣ですよ。

Notionとの違いと併用メリット

「すでにNotionを使っているけど、わざわざObsidian Noteも使う必要があるの?」というのは、多くの人が抱く疑問です。私自身の経験から結論を言うと、この2つは「どちらかに乗り換える」ものではなく「役割分担して併用する」ことで最強の生産性を生み出すツールです。

両者の決定的な違いは、「データの保存場所」と「設計思想」にあります。

データの保存場所と永続性

Notionは「クラウドネイティブ」なツールです。データはNotion社のサーバーにあり、ブラウザさえあればどこからでもアクセスできる利便性がありますが、インターネットに繋がっていないとデータが見られなかったり、サーバー障害時には作業が止まったりするリスクがあります。

一方、Obsidianは「ローカルファースト」です。データはあなたのパソコン内のフォルダに、ただのテキストファイル(Markdownファイル)として保存されます。これには以下のような巨大なメリットがあります。

  • 永続性(Longevity): 仮にObsidianというアプリがサービス終了しても、あなたのデータはテキストファイルとして手元に残ります。メモ帳でもVS Codeでも開けるため、データが人質に取られることがありません。
  • 爆速動作: ネットワーク通信を介さないため、ページ遷移や検索が一瞬で終わります。数千ファイルのノートがあっても、待たされるストレスがありません。
  • オフライン作業: 飛行機の中でも、山奥のキャンプ場でも、ネット環境を気にせず執筆に没頭できます。

得意領域の比較マトリクス

それぞれのツールの得意・不得意を整理してみましょう。

機能・特徴 Obsidian Note Notion
データの場所 ローカル(自分のPC) クラウド(Notionサーバー)
得意な作業 個人の思考整理、長文執筆、アイデアの結合 タスク管理、プロジェクト進行、チーム共有
構造 ネットワーク型(リンクによる網の目) 階層型+データベース
動作速度 極めて高速 通信環境やデータ量に依存
カスタマイズ性 プラグインで無限に拡張可能 API連携はあるがUI変更は不可

私の使い分けルール

私は現在、以下のような明確なルールで使い分けています。

  1. Notion = 「プロジェクトとタスクの管理室」
    • チームで共有するドキュメント、進捗管理するタスクボード、WebクリップのデータベースなどはNotionに集約しています。「いつまでに何をするか」を管理するのに最適だからです。
  2. Obsidian = 「自分の脳内の拡張ストレージ」
    • 日々の学び、読書メモ、アイデアの断片、記事の構成案などはすべてObsidianに書いています。「正解のないことを考え続ける」作業には、動作が軽くリンク機能が強力なObsidianが圧倒的に向いています。

このように使い分けることで、Notionの動作の重さにイライラすることもなくなり、Obsidianで純粋な思考作業に集中できるようになりました。

おすすめプラグインによる機能拡張

Obsidianの真価は、その圧倒的な「拡張性」にあります。初期状態はシンプルなメモ帳ですが、「コミュニティプラグイン」を導入することで、自分だけの最強ツールへと進化させることができます。ここでは、私が実際に使ってみて「これがないと仕事にならない!」と感じた神プラグインを厳選して紹介します。

※プラグインの導入は、「設定」>「コミュニティプラグイン」から「セーフモード」をオフにし、「閲覧」ボタンから検索してインストール・有効化するだけで完了します。

1. Calendar(カレンダー)

Obsidianを日記や日報として使うなら必須のプラグインです。画面の右サイドバーにカレンダーを表示し、日付をクリックするだけでその日の「デイリーノート」を作成・移動できます。

  • 視覚的習慣化: ノートを書いた日にはドットが表示されるので、「今月はこれだけ書いたな」という達成感が得られ、継続のモチベーションになります。
  • 週次レビュー: 設定で「週番号」を表示させれば、ワンクリックで「ウィークリーノート」を作成し、一週間の振り返りを行うことも可能です。

2. Dataview(データビュー)

Obsidian内のノートをデータベースのように扱い、特定の条件に合うノートを自動でリストアップしてくれる超強力なプラグインです。「ObsidianがNotionに近づく」と言われる理由はこのプラグインにあります。

例えば、読書メモのノートに「#book」というタグと「評価: 5」という情報を書いておけば、Dataview用の記述を少し書くだけで「評価5の本リスト」を自動生成できます。これにより、情報が埋もれることなく、必要な時に必要な情報を瞬時に取り出せるようになります。

3. Excalidraw(エクスキャリドロー)

テキストだけでは表現しきれないアイデアを図解したい時に活躍します。Obsidianのノート内に、手書き風のホワイトボードを直接埋め込むことができるプラグインです。

  • フローチャート作成: 記事の構成やシステム図をドラッグ&ドロップでサクサク作れます。
  • 双方向リンク: なんと、図の中に書いたテキストから他のノートへリンクを貼ることも可能です。これにより、「図」と「文章」がシームレスにつながります。

4. Kanban(カンバン)

TrelloのようなカンバンボードをObsidian内で実現します。「未着手」「進行中」「完了」といったリストを作り、タスクをカードとして管理できます。 特筆すべきは、このカンバンボードの実体が「ただの箇条書きリスト」であるという点です。プラグインをオフにしてもテキストとして読めるため、データロックインの心配がありません。

プラグイン導入の注意点 便利なプラグインですが、入れすぎると起動が遅くなったり、機能が競合して予期せぬ挙動をしたりすることがあります。最初は「Calendar」などシンプルなものから始め、不便を感じた時に必要なものだけを追加していくのが、快適な環境を保つコツです。

テンプレート機能で日報を自動化

毎日白紙のノートに向かって「今日は何を書こうかな…」と考える時間は、チリも積もれば大きなロスになります。Obsidianの「テンプレート機能」を使えば、決まったフォーマットを一瞬で呼び出し、記録のハードルを極限まで下げることができます。

テンプレート設定の基本ステップ

  1. テンプレートフォルダの作成: フォルダ一覧に「Templates」などの名前で新規フォルダを作ります。
  2. 設定の有効化: 「設定」>「コアプラグイン」>「テンプレート」をオンにし、設定画面で先ほど作ったフォルダを「テンプレートフォルダーの場所」として指定します。
  3. 雛形の作成: 「Templates」フォルダ内に、呼び出したい雛形となるノート(例:日報テンプレート)を作成します。

おすすめの日報構成

私が実際に愛用している日報のテンプレートには、以下のような項目をあらかじめ記載しています。

  • 今日の日付とタイトル: 自動で挿入されるように設定します。
  • 今日のハイライト: その日一番重要だった出来事や成果。
  • タスクログ: 完了したタスクと未完了のタスクのチェックリスト。
  • 学び・気づき: 箇条書きでメモした思考の断片。
  • 明日の自分への申し送り: 翌日の朝、何から始めるべきかの指示。

テンプレートファイルには、特殊な変数を記述しておくことで、呼び出した瞬間に「今日の日付」などに自動変換させることができます。さらに高機能な「Templater」というコミュニティプラグインを使えば、「昨日のノートへのリンクを自動挿入する」「その日の天気をWebから取得する」といった高度な自動化も可能になりますが、まずは標準機能のテンプレートで十分便利さを体感できるはずです。

テンプレート活用のコツ 日報だけでなく、「読書メモ」「会議議事録」「ブログ記事構成案」など、繰り返し発生する作業のテンプレートを用意しておきましょう。型があることで脳のメモリを節約でき、中身の思考に集中できるようになります。

リンクとタグを用いた情報の整理術

Obsidian Noteを使っていて一番「脳が拡張されている!」と快感を覚える瞬間、それがノート同士が有機的につながる時です。従来のメモアプリのようにフォルダで几帳面に分類するのではなく、Webサイトのようにリンクを貼って整理するのがObsidian流の「ネットワーク型整理術」です。

魔法の記号「[[ ]]」によるWikiLinks

使い方は驚くほど簡単です。文章を書いている途中で、関連するキーワードが出てきたら、半角の角括弧を2つ連続で入力してみてください。

  • 既存ノートへのリンク: すでに存在するノートのリストが表示されるので、選ぶだけでリンクになります。
  • 新規ノートの作成: まだ存在しない言葉を入力して決定すると、リンクが作られると同時に、その名前の新しいノートが自動生成されます。

例えば、「マーケティング」について書いている時に、「心理学」という言葉が出てきたらリンク化しておく。後日、心理学のノートをクリックすれば、そこには真っ白なページが待っており、そこからまた思考を広げていくことができます。

Zettelkasten(ツェッテルカステン)メソッドの実践

このリンク機能を活用した有名な知的生産術に「Zettelkasten(ツェッテルカステン)」があります。これは、一つのノートに一つのアイデアだけを書き、それらをリンクでつなぎ合わせることで、知識のネットワークを構築する手法です。

Obsidianでこれを実践すると、以下のような効果が生まれます。

  1. バックリンク機能による再発見: 画面右側のパネルを見ると、「このノートにリンクしている他のノート」が一覧表示されます。これにより、「半年前に書いたあのアイデアが、今の悩みとつながっている!」という予期せぬ発見(セレンディピティ)が生まれます。
  2. グラフビューによる可視化: 自分の知識がどのように繋がっているかを、星空のようなグラフで視覚化できます。知識が増えるにつれてグラフが複雑に成長していく様子を見るのは、Obsidianユーザーにとって最高の楽しみの一つです。

MOC (Map of Content) という考え方

リンクが増えすぎて混乱してきたら、「MOC(マップ・オブ・コンテンツ)」を作りましょう。これは、特定のテーマに関するノートへのリンクを集めた「目次ページ」のようなものです。

例えば「料理MOC」というノートを作り、そこに「カレーのレシピ」「美味しいパスタのコツ」などのリンクを箇条書きで並べます。フォルダと違って、一つのノートが「料理MOC」と「節約術MOC」の両方に属することができるため、柔軟な情報整理が可能になります。

Obsidian Noteを同期して活用する

「素晴らしいツールなのは分かったけど、PCでしか見られないのは不便すぎる…」と思った方、ご安心ください。現代のナレッジマネジメントにおいて、マルチデバイス対応は必須条件です。自宅のPCで書いたメモを、出先のカフェでiPadで編集したり、移動中の電車内でiPhoneからふと思いついたアイデアを追記したりする。そんなシームレスな環境を構築するための戦略についてお話しします。

PCとスマホのデータ同期方法

Obsidianのデータはクラウドではなく、あなたの端末内のローカルフォルダにあります。そのため、PCとスマホで同じデータを扱うには、何らかの方法でフォルダの中身を同期させる必要があります。代表的な3つの方法を比較してみましょう。

1. Obsidian Sync(公式サービス)

  • 概要: Obsidian公式が提供する有料の同期サービス。
  • メリット: 設定が圧倒的に簡単。全プラットフォーム(iOS, Android, Windows, Mac, Linux)に対応し、エンドツーエンド暗号化によりプライバシーも万全。設定ファイルやプラグインの状態も同期できます。
  • デメリット: 月額料金(4ドル〜)がかかる。
  • 推奨ユーザー: 設定の手間を省きたい人、一番安定した環境が欲しい人。

2. iCloud Drive(Appleユーザー向け)

  • 概要: AppleのiCloud Driveを使ってフォルダを同期する方法。
  • メリット: Apple IDを持っていれば無料。MacとiPhone/iPad間での連携は比較的スムーズ。
  • デメリット: Windowsとの相性があまり良くありません。Windows版iCloudアプリを経由すると、同期が遅れたり、同じファイルが複数できてしまう「コンフリクト(競合)」が発生したりするトラブルが報告されています。また、起動時にiCloudからのダウンロード待ちが発生することがあります。
  • 推奨ユーザー: MacとiPhoneのみを使っている人。

3. サードパーティ製プラグイン(Remotely Saveなど)

  • 概要: コミュニティプラグインを使って、Amazon S3やDropbox、OneDrive経由で同期する方法。
  • メリット: 工夫次第で無料でWindowsとiPhoneを同期できる。
  • デメリット: 設定がやや複雑で技術的な知識が必要。公式サポート外のため、不具合が起きても自己責任となる。
  • 推奨ユーザー: 技術に自信があり、コストを抑えたい人。

同期トラブルを避けるために 初心者が一番挫折しやすいのが、この同期設定でのトラブルです。最初は無料のiCloudやGoogle Drive(Androidの場合)で試してみて、もし「同期が遅い」「ファイルが消えた」などのストレスを感じるようなら、迷わず公式のObsidian Syncを検討することをおすすめします。あなたの知識データの価値は、月額数百円以上の価値があるはずですから。

iPadやiPhoneでの入力環境

「スマホでの長文入力は苦手」という方も多いでしょう。特にMarkdown記法は記号を多用するため、スマホのソフトウェアキーボードでは入力切り替えが面倒になりがちです。しかし、Obsidianのモバイルアプリは、この問題を解決するために見事なUIを備えています。

モバイルツールバーのカスタマイズ

モバイル版Obsidianを開くと、キーボードのすぐ上に横一列にアイコンが並んだバーが表示されます。これが「モバイルツールバー」です。ここには、よく使うコマンドを自由に登録できます。

おすすめの設定手順:

  1. アプリの「設定」>「モバイル」を開きます。
  2. ここからツールバーに表示するアイコンを追加・削除・並べ替えできます。
  3. 必須登録アクション:
    • 「内部リンクを挿入」:ワンタップでリンク用の括弧を入力。
    • 「チェックボックスを切り替え」:ToDoリスト作成に便利。
    • 「見出し」:カーソル行を見出し化。
    • 「元に戻す/やり直し」:Undo/Redoボタン。

これを設定しておくだけで、スマホでもPCに近いスピード感でサクサク入力できるようになります。フリック入力のリズムを崩さずにMarkdownを書ける快感は、一度味わうと病みつきになります。

iPad + 外付けキーボードでPC化

iPadにMagic Keyboardなどの外付けキーボードを接続すれば、もはやPC版とほぼ変わらない執筆環境が完成します。PC版で設定したショートカットキー(例えばコマンドパレットを開く操作など)もそのまま使えるため、カフェでの執筆作業が驚くほど捗ります。

2025年版の最新料金プラン

長く使うツールを選ぶ上で、コストは重要な判断基準です。2025年現在、Obsidianのライセンス体系はユーザーフレンドリーな形に進化しており、導入のハードルは劇的に下がっています。

個人利用は永久に無料

まず大前提として、個人的な日記、勉強ノート、趣味のデータベースとして使う分には、機能制限も広告もなく、完全に無料で利用できます。アカウント登録すら必須ではありません。

「Free for Work」ポリシーによる業務利用の無料化

かつては、企業内での業務利用には有料ライセンスが必須でしたが、ライセンス規約の改定により、現在は従業員2人以上の企業であっても、Obsidianアプリ自体の利用は無料(Free for Work)となりました。これにより、社内のナレッジベースとしてチームメンバー全員にインストールさせることも、稟議なしで気軽に行えるようになっています。

(出典:Obsidian End User License Agreement - Commercial use

課金が必要なオプションサービス

では、どこでお金がかかるのかというと、以下の付加価値サービスを利用する場合のみです。

サービス名 価格(年払い換算) 内容
Obsidian Sync 月額 $4 〜 公式のデータ同期サービス。暗号化対応、バージョン履歴保存機能付き。
Obsidian Publish 月額 $8 〜 自分のノートをWebサイトとして公開するホスティングサービス。SEO対策も可能。
Catalyst $25 〜(買い切り) 開発支援のための寄付ライセンス。ベータ版への早期アクセス権が付与される。

つまり、「自分でGitやiCloudを使って同期するし、Web公開もしないよ」という方であれば、どんなにヘビーに使っても1円もかからないのです。この太っ腹な設計思想も、世界中のエンジニアや研究者から支持される理由の一つです。

マークダウン記法の基礎知識

最後に、Obsidianを使う上での共通言語である「マークダウン(Markdown)」について解説します。「コードを書くみたいで難しそう」と敬遠されがちですが、覚えるべき記法は片手で数えられるほどです。しかもObsidianは「ライブプレビュー」モードを搭載しているため、入力した瞬間に見た目が整形され、Wordのような感覚で書くことができます。

これだけ覚えればOK!基本の5つ

やりたいこと 入力する文字 実際の見た目のイメージ
見出しを作る シャープ記号 + 半角スペース 文字が大きく太くなる(数は見出しレベルに対応)
箇条書き ハイフン + 半角スペース ・リスト形式になる
番号付きリスト 数字. + 半角スペース 1. 連番が自動で振られる
太字にする アスタリスク2つで囲む 強調される
引用する 大なり記号 + 半角スペース 左に縦線が入った引用表示になる

Obsidianならではの便利な記法:コールアウト

Obsidianには、標準のMarkdownを拡張した「コールアウト(Callout)」という機能があり、これを使うとブログのような美しい囲み枠を作ることができます。

使い方は簡単で、引用記号(大なり記号)の直後に、括弧付きで「!info」や「!warning」と記述するだけです。その下の行に書いた内容が、自動的にアイコン付きのカラーボックスで囲まれて表示されます。これを使えば、ただのテキストメモが、一気に読みやすいドキュメントへと変身します。

Obsidian Noteで始める知的生産

ここまで、Obsidian Noteの導入から応用、同期設定までを解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。機能の多さに圧倒されてしまったかもしれませんが、心配はいりません。Obsidianは「床が低く、天井が高い」ツールです。

最初は何も設定せず、ただの「今日の日記」を書くメモ帳として使い始めてください。そして、「もっと楽に書きたいな」「あの時のメモどこだっけ?」という欲求が出てきた時に初めて、この記事で紹介したプラグインやリンク機能を一つずつ試してみればいいのです。

私自身、Obsidianを使い始めてから、「忘れることへの恐怖」がなくなりました。どんな些細なアイデアもObsidianに放り込んでおけば、いつか未来の自分が検索やリンクを通じてそれを発見し、新しい価値に変えてくれると信じられるようになったからです。

さあ、あなたも今日からObsidian Noteという「第二の脳」を育ててみませんか?その第一歩が、あなたの知的生産を劇的に変えるきっかけになることを約束します。

※本記事の情報は2025年1月時点のリサーチ情報に基づいています。最新の仕様や価格、ライセンスの詳細については、必ず公式サイトをご確認ください。

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