
Notionで作成したページを印刷しようとして、「レイアウトが崩れてきれいにできない!」と悩んでいませんか。私自身、Notionの印刷でデータベース(テーブル)やタイムラインが途中で切れる問題に直面し、横向き印刷の方法を探しました。特に2列レイアウトが崩れたり、PDFエクスポートがうまくいかなかったりすると困りますよね。
また、スマホからNotion 印刷をしたいけれどやり方が分からない、あるいは特定のビュー(フォームなど)ができないと知って困惑しているかもしれません。この記事では、Notionの印刷に関するこれらの一般的な問題(特に「切れる」問題)を解決するための具体的な対策や、PDFエクスポートとブラウザ印刷の使い分けについて、分かりやすく解説していきますね。
- Notionの2つの印刷方法(PDFエクスポートとブラウザ印刷)の違い
- データベースやタイムラインが「切れる」問題の具体的な解決策
- 「横向き」印刷や「縮尺」設定でレイアウトを整える方法
- スマホ(iPhone/Android)から印刷する唯一の手順
Notion 印刷 の基本と設定
Notionの印刷には、大きく分けて「公式のPDFエクスポート機能」と「ブラウザの印刷機能」の2種類があります。この2つの特徴はまったく異なり、印刷したいコンテンツ(シンプルな文章か、幅の広いデータベースか)によって使い分けるのが最大のコツです。まずは、それぞれの基本設定と、きれいに印刷するためのレイアウト調整術を見ていきましょう。
- Notion 印刷 pdf エクスポート の手順
- Notion 印刷 横向き の設定(ブラウザ)
- Notion 印刷 きれい にするレイアウト術
- Notion 印刷 2列 や改ページの問題
Notionで印刷:pdfエクスポートの手順
Notionが公式に推奨する基本的な印刷ワークフローは、「PDFとしてエクスポート」機能を利用する方法です。これは、議事録やブログ記事のような、縦長のシンプルなドキュメントを印刷する際に最も手軽な方法となりますね。
この機能は、Notionのデスクトップアプリ、またはWebブラウザ版のどちらからでも利用可能です。手順は以下の通りです。
- 印刷したいNotionページを開き、ページ右上の「•••」(その他メニュー)をクリックします。
- 表示されたメニューの中から「エクスポート」(Export)を選択します。
- エクスポート設定のウィンドウが開きます。ここで、いくつかの重要なオプションを設定します。
- エクスポート形式 (Export format): 「PDF」を選択します。
- ページ形式 (Page format): A4、A3、レターサイズなど、出力したい紙のサイズを指定します。
- スケール (Scale percent): ページ全体の縮尺をパーセンテージで調整します(例:90%に縮小)。
- 余白設定 (Margin): 印刷時の余白(マージン)を指定できます。
- 設定が完了したら、「エクスポート」ボタンをクリックします。Notionがサーバー側でPDFファイルを生成し、しばらくするとダウンロードが開始されます。
- ダウンロードしたPDFファイルを開き、お使いのPCのPDFビューアから印刷を実行します。
PDFエクスポート機能の重要な制限事項
この公式ワークフローには、ユーザーが認識しておくべき重要な制限がいくつかあります。
- デスクトップアプリから直接印刷は不可: Notionのデスクトップアプリケーション(Windows版、Mac版)には、Wordのような「ファイル → 印刷」メニューがありません。必ずこの「PDFとしてエクスポート」機能を経由し、一度PDFファイルを作成してから、そのPDFを開いて印刷する、という2ステップが必要です。
- フルページデータベースへの非推奨: Notionの公式ヘルプでは、ブラウザの標準印刷機能では「フルページデータベース」(ページ全体が1つのデータベースになっている状態)を印刷できない、と明記されています。これは、PDFエクスポートにおいても同様の問題(レイアウト崩れ)が発生しやすいことを示唆しています。
Notionで印刷:横向きの設定(ブラウザ)
Notionが公式に推奨する「PDFエクスポート」機能は、前述の通り、特に幅の広いコンテンツ(テーブルビューやタイムラインビューなど)の印刷において、レイアウトが崩れたり、右側が切れたりする問題が頻発します。また、そもそも「横向き印刷(Landscape)」のオプションがありません。
この問題を解決し、より柔軟で強力な印刷設定を行う方法が、Webブラウザ(ChromeやEdge、Safariなど)の標準搭載機能である「印刷プレビュー」(ショートカットキー: Cmd+P または Ctrl+P)を活用することです。
ブラウザの印刷機能は、Notionの公式エクスポート機能よりもはるかに詳細な印刷設定へのアクセスを提供してくれます。
ブラウザ印刷の主な優位性
- 横向き印刷(Landscape): これが最大のメリットです。Notionの公式エクスポートでは指定できない「横向き」レイアウトを選択できます。これは、幅の広いテーブルやタイムライン(ガントチャート)を1枚の紙に収めるために不可欠な機能です。
- 詳細なマージン調整: 「余白なし」「最小」といった、Notionのデフォルト設定よりも詳細な余白(マージン)設定が可能です。印刷領域を最大限に活用できます。
- リアルタイムの縮尺プレビュー: スケール(縮尺)を調整しながら、その結果がプレビュー画面に即時反映されます。「あと少しで収まるのに…」といった場合に、コンテンツがページに収まるまで90%、85%…と試行錯誤するのが非常に容易です。
印刷方法の比較:目的別のおすすめ
ユーザーが直面する状況に応じて、最適な方法を選択するのが良いかなと思います。
| 項目 | 公式PDFエクスポート (••• メニュー) | ブラウザ印刷 (Cmd/Ctrl+P) |
|---|---|---|
| 横向き印刷 | ❌ 不可 | ✅ 可能 |
| 余白調整 | △(標準オプションのみ) | ◎(詳細な設定が可能) |
| 縮尺(スケール) | ○(パーセント指定、プレビューなし) | ◎(パーセント指定、リアルタイムプレビューあり) |
| 最適な用途 | 議事録、ブログ記事、シンプルなドキュメント(縦長) | テーブル、タイムライン、カレンダー(幅の広いコンテンツ) |
Notionで印刷:綺麗にするレイアウト術
Notionページをそのまま印刷しようとすると、Web上での見た目と印刷結果が大きく異なり、「きれいに印刷できない」という問題が発生します。これは、Notionが「流動的なWebレイアウト」であるのに対し、紙は「固定的なA4レイアウト」であるという根本的な違いから生じます。
印刷をきれいに行うための第一歩は、印刷を実行する「前」に、Notionページ側でレイアウトを印刷向けに最適化する「準備作業」を行うことです。
ページ設定の変更(スモールテキストと全幅)
最も簡単な準備が、Notionのページ設定を変更し、Web上での情報密度を紙の印刷密度に近づけることです。
- 印刷したいページの右上にある「•••」(その他メニュー)をクリックします。
- 「スモールテキスト」(Small text)をオンにします。これにより、テキストサイズが小さくなり、1行あたりの文字数が増えます。
- 「幅を広げる」(Full width)をオンにします。これにより、ページの左右の余白がなくなり、コンテンツ領域が画面幅全体に広がります。
この2つの設定をオンにして情報密度を高めておくと、ブラウザ印刷のプレビュー(Cmd/Ctrl+P)で縮尺調整などを行う際のギャップが少なくなります。
意図しない改ページを制御する(疑似的な「改ページ」)
Wordなどと違い、Notionには「ここで改ページする」という「改ページ挿入」ブロックは存在しません。そのため、印刷すると「見出しだけがページ下部に残り、本文は次のページから始まる」といった、意図しない場所で改ページが発生しがちです。
Notionは「ページの区切り」という概念を持たないため、改ページはユーザーが**手動でシミュレート(疑似的に作成)**するしかありません。
空白ブロックによる改ページ調整(ハック)
改ページしたい位置(例:次のセクションの見出しの手前)に、カーソルを合わせてEnterキーを何度も押し、空白のブロック(空の行)を複数挿入します。これにより、後続のコンテンツ(次の見出しなど)を物理的に下に押しやり、次のページの先頭に来るように調整します。
ただし、これは非常に不安定な方法です。印刷設定の縮尺や余白を変更すると、改ページの位置もずれてしまうため、最終的な印刷プレビューを見ながら空白ブロックの数を微調整する必要があります。
Notionで印刷:2列や改ページの問題
Notionの強力な機能である多列レイアウト(例:2列、3列)(/columns コマンドなどで作成)は、印刷時の最大の障害の一つです。
Web上ではきれいに2列や3列で表示されていても、これを「PDFエクスポート」したり、「ブラウザ印刷」したりすると、レイアウトが崩れ、強制的に1列に戻されてしまうことが頻繁にあります。
この現象は、印刷用のレンダリングエンジン(PDF変換機能やブラウザの印刷機能)が、Webページを「幅の狭い画面(モバイルデバイスなど)」として解釈するために発生することがあります。Notionはレスポンシブデザインを採用しているため、幅が狭いと自動的に1列レイアウトに切り替わる仕様になっているのです。
解決策:手動での1列化
この自動的な1列化は、多くの場合、意図しない順序(例:左の列の全コンテンツが終わってから、右の列の全コンテンツが続く)で発生します。
印刷時にコンテンツの順序を意図した通りにするためには、非常に手間がかかりますが、印刷前に手動で多列レイアウトを解除するのが最も確実です。ドラッグ&ドロップ(ブロックハンドル「⋮⋮」)を使い、2列や3列になっているすべてのブロックを、印刷時に読ませたい順序で縦一列のレイアウトに(一時的に)並べ替える必要があります。この手作業によってのみ、印刷時のコンテンツの順序を完全に制御できます。
この作業が面倒な場合は、「印刷」自体を諦め、PCのスクリーンショット機能で画面をキャプチャし、「画像」として保存・印刷する方が早いかもしれません。
データベースのNotion印刷と対策
Notion印刷で最も多くの人が直面する課題が、「データベース」の印刷です。特に横に長い「テーブルビュー」や「タイムラインビュー」は、用紙の幅に収まらず、右側が切れてしまう問題が多発します。ここでは、この問題を解決するための具体的な対策を解説します。
- Notion 印刷 データベース (テーブル)
- Notion 印刷 タイムライン (ガントチャート)
- Notion 印刷 切れる 問題の解決策
- Notion 印刷 スマホ からの方法
- Notion 印刷 できない 時の対処法
- まとめ:Notion 印刷 の最適解
Notionで印刷:データベース (テーブル)
Notionのテーブルビュー(データベース)は、プロパティ(列)を追加するほど横に長くなります。これをそのまま「PDFエクスポート」機能や、ブラウザの「縦向き」印刷で出力しようとすると、A4やレターサイズの用紙幅を超えた部分は、単純に切り捨てられ、印刷されません。
Notionの公式ヘルプ(出典:Notionヘルプセンター『ページのエクスポート』)では、この「横に切れる」問題に対する直接的な解決策や、「横向き印刷」の設定方法について、明確な記載が見当たりません。公式の対策は、あくまでNotionの内部で完結するもの、すなわち「列の幅のサイズ変更」や「セルコンテンツを右端で折り返す」といったカスタマイズ機能の紹介に留まっています。これらは根本的な解決策にはなりにくいのが実情です。
この問題の真の解決策は、Notionの外部、すなわちブラウザの印刷設定にあります。
解決策のステップバイステップ
ステップ1:Notion側での準備(印刷する情報を絞る)
- データベースの「プロパティ」(Properties)メニューを開き、印刷に不要な列(プロパティ)を一時的に「非表示」(目のアイコンをクリックして隠す)にします。
- 各列の境界線(ヘッダー部分)をドラッグし、列の幅を必要最小限に(ギリギリ読める程度まで)調整します。
- データベース右上の「・・・」メニューから「レイアウト」(Layout)→「すべての列を右端で折り返す」(Wrap all columns)をオンにします。これにより、テーブルは横に狭く、縦に長くなります。
ステップ2:ブラウザ側での実行(横向き+縮尺)
- 準備が完了したら、Notionの「PDFエクスポート」機能は使わず、Webブラウザの印刷機能(ショートカット: Cmd/Ctrl+P)を呼び出します。
- 印刷プレビューダイアログが表示されたら、以下の設定を変更します。
- レイアウト: 「縦向き」から「横向き(Landscape)」に変更します。
- 余白: 「デフォルト」から「最小」(Minimum)または「なし」(None)に設定します。
- スケール(縮尺): これでもまだ右側が切れる場合は、「スケール」の値を100%から90%、80%、70%と、プレビュー画面でテーブル全体が1ページに収まるまで徐々に縮小します。
- 「PDFとして保存」または「印刷」を実行します。
この「ブラウザ印刷 + 横向き + 縮尺」の3つの組み合わせが、幅の広いテーブルを印刷するための、現時点で唯一かつ完全なソリューションです。
Notionで印刷:タイムライン (ガントチャート)
タイムラインビュー(ガントチャート)は、テーブルビュー以上に時間軸が横に長くなるため、印刷はさらに困難を極めます。プロジェクトの全体像を紙で共有したいというニーズは多いですが、工夫が必要です。
Notionの公式ヘルプでは、タイムラインの「時間単位の調整」(日、週、月)や「テーブル部分の表示/非表示」といった、表示のカスタマイズ方法は説明されていますが、「横に切れる」印刷問題への直接的なソリューションは提供していません。
基本的な対策は、テーブルビューのものを応用します。
解決策1:Notion側での準備(表示範囲を絞る)
印刷したい範囲をできるだけ狭くします。
- Notionの「フィルター」(Filter)機能を使用し、印刷するタスクを限定します(例:「今月分のみ」「プロジェクトAのみ」)。
- タイムラインビューの左側にある「テーブル部分を非表示」にし(
<<アイコンをクリック)、ガントチャート部分のみを表示させます。 - 時間軸の単位を「日」や「週」ではなく、「月」や「四半期」に変更し、全体の期間がなるべくコンパクトに収まるように調整します。
解決策2:ブラウザ側での実行
テーブルビューと同様に、ブラウザ印刷(Cmd/Ctrl+P)を使用し、「横向き(Landscape)」および「スケール(縮尺)」を、プレビューを見ながら極限まで調整します。
解決策3:代替案(スクリーンショット)
タイムラインビューは、そもそも印刷用には設計されていません。多くの場合、最もきれいで確実な解決策は、印刷を諦めることです。
PCのスクリーンショット(画面キャプチャ)機能(Mac: Cmd+Shift+4, Windows: Win+Shift+S)を使用して、必要な部分の画像を取得します。必要であれば複数のスクリーンショットを撮って画像編集ソフトで結合し、その「画像ファイル」を印刷する方が、レイアウトが崩れるストレスなく、意図した通りの結果を得られます。
Notionで印刷:切れる問題の解決策
これまでのセクションで解説してきたように、「Notion 印刷 切れる」という問題は、主に「幅の広いコンテンツ(データベース、タイムライン、多列レイアウト)」が、A4縦という「固定的な紙の幅」に収まらないために発生します。
この「切れる」問題を解決するための最終手段、あるいはNotionの思想に沿った現実的なワークフローとして、「CSVエクスポートとExcel/スプレッドシートでの印刷」という方法があります。
Notionでの印刷に固執せず、Notionを「データ入力・管理ツール」と割り切り、印刷や帳票作成は「表計算ソフト(Excelなど)」に任せる、という役割分担の考え方です。
CSVエクスポート ワークフロー
- Notionで、印刷したいデータベース(テーブルビューなど)を開きます。
- 右上の「•••」メニューから「エクスポート」(Export)を選択します。
- エクスポート形式として「Markdown & CSV」を選択します。
- 「エクスポート」を実行すると、ZIPファイルがダウンロードされます。
- ZIPファイルを解凍すると、データベースのデータが.csvファイルとして保存されています。
- このCSVファイルを、Microsoft ExcelやGoogle スプレッドシートで開きます。
- Excelやスプレッドシートの持つ、はるかに高度なページ設定機能(印刷範囲の指定、改ページプレビュー、ヘッダー/フッターの設定、フォントサイズの調整など)を使用して、帳票としてきれいに整形し、印刷します。
この方法は、Notion内で完結はしませんが、特に複雑なテーブルデータを厳密な書式で印刷する必要がある場合には、最も確実でストレスのない解決策となることが多いです。
問題別「切れる」対策の早見表
| 問題の種類 | 原因 | 解決策1(Notion側) | 解決策2(ブラウザ側) | 最終手段 |
|---|---|---|---|---|
| テーブルが切れる | 列が用紙幅(縦)を超えている | 列の非表示・幅調整・折り返し | ブラウザ印刷で「横向き」+「縮尺」 | CSVエクスポート & Excelで印刷 |
| タイムラインが切れる | 時間軸が長すぎる | フィルター適用・テーブル非表示 | ブラウザ印刷で「横向き」+「縮尺」 | スクリーンショット(画像)で印刷 |
| 2列レイアウトが崩れる | 流動的レイアウトの仕様 | 手動で1列レイアウトに戻す | ブラウザ印刷の「縮尺」を試す | レイアウトを諦める / スクリーンショット |
Notionで印刷:スマホからの方法
「Notion 印刷 スマホ」は一般的な検索ニーズですが、この方法には大きな制約があります。Notionのモバイルアプリ(iOS/Android)には、ネイティブの印刷機能が一切搭載されていません。
Notionアプリ内に「印刷」ボタンは存在しないため、すべての印刷プロセスは、Notionアプリの外部、すなわちお使いのスマートフォンのオペレーティングシステム(OS)が持つ「共有」機能を経由して行われます。
Notionのスマホアプリから印刷するとは、実質的に「NotionページをOSの共有機能(シェアシート)に引き渡し、OSに印刷処理を任せる」ことを意味します。
iPhone (iOS) での印刷手順
iOSデバイス(iPhone, iPad)では、OS標準の「シェアシート」内に「プリント」オプションが統合されています。
- Notionアプリで印刷したいページを開きます。
- ページ右上の「共有」アイコン(四角から矢印が上に出ているアイコン)をタップします。
- Notionの共有メニュー(メンバー招待など)ではなく、iOSの「シェアシート」(アプリ一覧が表示される画面)が表示されます。
- このシェアシートのオプション一覧を(下から上へ)スクロールし、下部にある「プリント」(Print)を選択します。
- AirPrint対応のプリンターを選択し、印刷設定(部数、白黒など)を指定して印刷を実行します。
TIPS:iPhoneでPDFとして保存する方法
プリンターがない場合でも、この手順でNotionページをPDFとしてiPhoneに保存できます。
上記ステップ5の「プリント」プレビュー画面で、プレビュー画像を2本指でピンチアウト(拡大)します。すると、ページ全体がPDFに変換された状態で全画面表示されます。このPDFを再度下部の「共有」アイコンから「"ファイル"に保存」することで、NotionページをPDFとしてiPhone(iCloud Driveや「このiPhone内」)に保存できます。
Androidでの印刷手順
Androidデバイスでも、iOSと同様にOSの共有機能を経由します。
- Notionアプリで印刷したいページを開き、右上の「共有」アイコンをタップします。
- Androidの共有メニュー(シェアシート)が表示されます。
- アプリアイコンが並ぶ一覧から「印刷」または「プリント」(プリンターのアイコン)を選択します。(もし見つからない場合は、「その他」などから探すか、PDFとして保存するアプリを選択します)
- 印刷プレビュー画面が表示されます。
- 上部のプリンター選択欄で、接続するプリンターを選択するか、または「PDFとして保存」を選択します。
- 印刷を実行するか、PDFとしてデバイスのダウンロードフォルダなどに保存します。
Notionで印刷できない時の対処法
「印刷」や「エクスポート」が期待通りに機能しない、あるいは失敗する場合には、いくつかの既知の制限事項や仕様が原因である可能性があります。
1. PDFエクスポートに失敗する場合
症状: ページ右上のメニューから「エクスポート」→「PDF」を選択しても、処理に失敗するか、何もダウンロードされない。
- 原因1:ページが重すぎる: 非常に長いページ(何十ページにも及ぶもの)や、高解像度の画像が大量に貼り付けられているページは、Notionのサーバー側でのPDF生成処理がタイムアウトし、失敗することがあります。
- 対策: ページを複数の子ページに分割して、個別にエクスポートします。または、「PDFエクスポート」を諦め、セクション1.3で解説した「ブラウザ印刷(Cmd/Ctrl+P)」で「PDFとして保存」を試します(こちらの方が安定している場合があります)。
- 原因2:ブラウザの相性問題: まれに、特定のWebブラウザ(例:Safari)でのみエクスポートに失敗するなど、ブラウザとの相性問題が報告されることがあります。
- 対策: Google ChromeやMicrosoft Edgeなど、別のブラウザでNotionを開き直し、エクスポートを試します。
2. 埋め込みコンテンツ(Figma, Google Drive等)が印刷されない
症状: ページに /embed で埋め込んだFigmaのデザイン、Google Driveのドキュメント、YouTube動画、Miroのボードなどが、印刷結果(PDFまたは紙)では空白になったり、エラーメッセージ(例:「ログインしてください」)が表示されたりする。
原因(仕様上の制限): これは多くの場合「バグ」ではなく「仕様」です。Notionの印刷機能は、これらのインタラクティブな埋め込みコンテンツ(iframe)の内部までレンダリング(描画)することを保証していません。特に、表示に外部サイトへのログインが必要なコンテンツは、印刷プロセスでは認証が通らないため、ほぼ確実に失敗します。
- 対策1(推奨): 埋め込みコンテンツは、Notionとは別に、そのオリジナルのサービス(FigmaやGoogle Drive)から個別に開き、そちらから印刷します。
- 対策2(次善): Notionページ上で、埋め込みコンテンツが表示されている状態のスクリーンショットを取得し、その「画像」をNotionページに(埋め込みとは別に)貼り直します。印刷時には、元の埋め込みブロックではなく、このスクリーンショット画像が印刷されます。
3. 特定のデータベースビュー(例:フォーム)が印刷できない
症状: データベースに「フォーム」ビューを設定し、アンケートフォームとして利用しているが、このフォームの見た目自体を印刷したい。
原因(仕様上の制限): Notionの公式ヘルプによると、データベースの「フォーム」ビューをエクスポート(=印刷)することは、現時点(の記述時点)でサポートされていません。
- 対策: フォーム自体を印刷することはできません。フォームを通じて集められた「回答」は、自動的に「テーブル」ビューにもデータとして保存されています。そのため、「テーブル」ビューに切り替えて、質問と回答の一覧(データ)を印刷する必要があります。
まとめ:Notionの印刷を綺麗にしよう
本記事の分析から、Notionの印刷には「公式のワークフロー(PDFエクスポート)」と「現実的なワークフロー(ブラウザ印刷やCSVエクスポート)」の間に大きな乖離(ギャップ)があることが明らかになりました。Notionは「印刷」のために最適化されたツールではなく、「Web」で最適に機能するように設計されています。
この特性を理解した上で、ユーザーの「印刷したいコンテンツ」別に、以下の推奨ワークフローを結論として提示します。
- シンプルなドキュメント(議事録、テキスト中心のページ)を印刷する場合:
- 推奨: Notion公式の「PDFとしてエクスポート」機能(
•••→エクスポート)を使用する。 - 理由: 最も手軽であり、縦長のドキュメントであればレイアウトの崩れが発生しにくいため。
- 推奨: Notion公式の「PDFとしてエクスポート」機能(
- データベース(テーブル、タイムライン)を印刷する場合(「切れる」問題):
- 推奨: 「ブラウザの印刷機能(Cmd/Ctrl+P)」を使用し、「横向き」および「縮尺」をプレビューしながら調整する。
- 理由: 公式のPDFエクスポートでは対応できない「横幅が切れる」問題を解決できる唯一の手段であるため。
- 複雑なテーブルデータ(帳票など)を厳密に印刷する場合:
- 推奨: 「CSVエクスポート」機能でデータを書き出し、ExcelやGoogleスプレッドシートで整形して印刷する。
- 理由: データの正確性とレイアウトの厳密性を最も高く保てるため。
- スマートフォンから印刷する場合:
- 推奨: OSの「共有メニュー(シェアシート)」を経由し、「プリント」または「PDFとして保存」を選択する。
- 理由: Notionモバイルアプリ自体に印刷機能は搭載されておらず、これが唯一の方法であるため。
- 2列レイアウトや埋め込みコンテンツを含むページを印刷する場合:
- 推奨: 「スクリーンショット(画面キャプチャ)」で画像として保存し、その画像を印刷する。
- 理由: レイアウトの崩れやコンテンツの欠落を確実に防げるため。
Notionの印刷は、Webの流動的レイアウトを、紙の固定的レイアウトにどう適応させるかという「調整作業」であると定義できます。この特性を理解し、Notion側でのレイアウト調整(列の非表示、1列化)と、ブラウザ側での印刷設定(横向き、縮尺)、あるいはCSVエクスポートのような「諦め」を適切に組み合わせることが、Notionを効果的に印刷するための鍵となります。